和歌山県警察情報処理能力検定実施規程の制定について

(最終改正:平成16年3月23日 情管・務・教第33号)
和歌山県警察本部長から各所属長あて
この度、和歌山県警察情報処理能力検定実施規程(平成6年本部訓令第2号、以下「訓令」という。)を制定し、平成6年4月1日から施行することとしたが、訓令の趣旨、運用要領等は次のとおりであるので、効果的な運用に努められたい。
1 制定の趣旨
近年、警察活動における情報処理の重要性が急激に増大し、警察職員の情報処理に関する能力がますます必要度を増している。このような情勢の中、「情報処理能力検定に関する訓令」(平成5年警察庁訓令第1号)が制定され、各都道府県警察は、情報処理能力の検定制度を導入することとされたことから、本県警察においても、職員の情報処理に関する知識及び技能の習得意欲を高め、その能力の普及及び向上に資することを目的としてこの訓令を制定した。
2 実施要領
(1) 能力検定の受験資格
ア 和歌山県警察本部長(以下「本部長」という。)が行う初級及び中級の情報処理能力検定(以下「能力検定」という。)は、受験資格を設けないものとする。
イ 警察庁長官が行う上級の能力検定を受験しようとする者は、能力検定の中級取得後、おおむね2年以上経過した者とし、所属長及び警務部情報管理課長の推薦を受けるものとする。
(2) 能力検定の方法
ア 検定試験は、各級位ともおおむね2時間20問の筆記試験とし、60%以上の正解で合格とする。
イ 初級及び中級の試験問題は、別表第1の試験細目に基づき各級に適したものを出題することとし、特定の項目にだけ重点をおいて行うことのないように配意するものとする。
また、問題作成に当たっては、職場で役に立つ情報処理の知識及び技能を有するかどうかという観点から行うものとする。
ウ 上級の試験問題は、警察庁の定め(別表第2)のとおりである。
(3) 能力検定の特例
ア 上位の級位を取得した者は、下位の級位を取得したものとみなす。
イ 情報処理能力検定委員会は、初級及び中級の能力検定について、その級位の対象となる知識及び技能を満たしていると認める者については、検定を行うことなく当該級位の能力検定の合格基準に該当する者として本部長に上申できるものとする。
ウ 本県警察以外で取得した能力検定の級位については、本県警察において同等の級位を取得したものとみなす。
3 能力検定の奨励
所属長は、職員が平素から情報処理技能の研さんとその習熟に努め、積極的に能力検定を受験するような雰囲気を醸成するものとする。
別表第1
初 級 及 び 中 級 の 試 験 細 目
級位 知識及び技能に関する基準の詳細 試験細目
初級
1 端末装置の基本的操作に必要な知識及び技能
2 警察における情報処理に関する関係法令等の知識
3 コンピュータのセキュリティに関する基本的な知識
1 情報処理における各種法令等に関する知識
(1) 電子計算機処理に係る個人情報保護に関すること。
(2) 情報セキュリティポリシーに関すること。
(3) 警察情報管理システムに係る各種規程に関すること。
(4) その他関連法規に関すること。
2 アプリケーションパッケージの利用に関する知識
3 コンピュータ全般に関する知識
(1) コンピュータに関する基本的な用語、概念等に関すること。
(2) ホームページの閲覧等に関すること。
4 コンピュータのセキュリティ対策に関する知識
(1) データ保護に関すること。
(2)基本的なウィルス対策に関すること。
中級
1 所属における情報処理技術を活かした業務改善等を行うため、単体システムでのプログラムを作成するために必要な知識及び技能
(1) アプリケーションソフトウェアの高度な利用に必要な知識及び技能
(2) 基本的なプログラム言語によるプログラム開発に必要な知識及び技能
2 所属における情報管理に関する指導員として必要な知識及び技能
(1) 端末装置等の設定変更及び軽微な障害等に対応できる知識及び技能
(2) 情報処理業務に関する関係法令の知識
(3) ネットワークのセキュリティに関する知識及び技能
1 情報処理における各種法令等に関する知識
(1) 電子計算機処理に係る個人情報保護に関すること。
(2) 情報セキュリティポリシーに関すること。
(3) 警察情報管理システムに係る各種規程に関すること。
(4) その他関連法規に関すること。
2 アプリケーションパッケージの応用に関する知識
3 コンピュータ及びネットワークに関する知識
(1) コンピュータに関する用語、概念に関すること。
(2) ハードウェアの構成、各種装置に関すること。
(3) ソフトウェアに関すること。
(4) インターネットに関する基本的な用語、概念等に関すること。
(5) ネットワークに関する基本的な用語、概念等に関すること。
(6) VDT障害等に関すること。
4 コンピュータのセキュリティ対策に関する知識
(1) データ保護に関すること。
(2) ウイルス対策に関すること。
(3) 障害対策に関すること。
(4) ネットワークの基本的なセキュリティ対策に関すること。
5 マクロ、HTML等のプログラムに関する知識
別表第2
上 級 の 試 験 細 目
級位 知識及び技能に関する基準の詳細 試験細目
上級
1 ネットワークを利用したシステムの設計及び高度なプログラムの作成並びに検証等を行うために必要な知識及び技能
(1) ネットワーク等に関する知識及び技能
(2) 汎用電子計算機及びクライアント・サーバを利用したシステム開発等に関する知識及び技能
(3) システム開発プロジェクトの推進及び管理に関する知識及び技能
2 情報管理システムの監査の実施等に必要な知識及び技能
(1) ネットワークのセキュリティに関する知識及び技能
(2) システム監査等の計画及び実施に関する知識及び技能
1 コンピュータ及びネットワークを利用したシステムに関する知識
(1) ハードウェアに関すること。
(2) ソフトウェアに関すること。
(3) ネットワーク技術に関すること。
(4) データベースに関すること。
2 コンピュータのセキュリティ対策に関する知識
(1) データ保護に関すること。
(2) ウイルス対策技術に関すること。
(3) 障害対策技術に関すること。
(4) ネットワークを利用したシステムのセキュリティ対策に関すること。
(5) 認証、アクセス管理に関すること。
3 プログラミングに関する高度な知識
4 システム開発・管理に関する知識
(1) 入出力の設計に関すること。
(2) 処理の設計に関すること。
(3) プログラムのテスト・検査に関すること。
(4) その他システムの開発・管理に関すること。
(5) システム監査の計画及び実施に関すること。
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