和歌山県警察子ども見守りカメラシステム運用要綱の制定について

(制定:平成23年3月30日 生企第30号)
(和歌山県警察本部長から各所属長あて)
このたび、別記のとおり和歌山県警察子ども見守りカメラシステム運用要綱を制定し、平成23年4月1日から実施することとしたので、適切な管理運用に努められたい。
別記

和歌山県警察子ども見守りカメラシステム運用要綱

第1 趣旨
この要綱は、街頭防犯カメラシステムの運用に関する規程(平成21年和歌山県公安委員会規程第1号。以下「規程」という。)第8条の規定に基づき、和歌山県警察が和歌山県岩出市内の通学路等に設置し、岩出市子ども安全パトロール隊に管理委託した子ども見守りカメラシステムの適正な管理及び効果的な運用に関し、必要な事項を定めるものとする。
第2 目的
子ども見守りカメラシステムは、子どもを犯罪から守るため、防犯ボランティア団体が行う通学路等における子ども見守り活動を補完するとともに、犯罪の起こりにくい環境づくりを目的として設置する。
第3 用語の定義
この要綱における用語の意義は、次のとおりとする。
1 子ども見守りカメラシステム
規程第2条第1号に定める街頭防犯カメラシステムで、第2の目的により設置したものをいう。
2 録画装置
子ども見守りカメラによって撮影した映像を電磁的又は光学的に記録及び再生する装置をいう。
3 記録データ
規程第2条第2号に定めるデータをいう。
4 複製データ
岩出市子ども安全パトロール隊から提供を受けた記録データのうち必要と認められる映像を電磁的又は光学的に媒体に複製したものをいう。
第4 管理体制及び任務
1 システム管理責任者
(1) 生活安全企画課に子ども見守りカメラシステム管理責任者(以下「システム管理責任者」という。)を置く。
(2) システム管理責任者は、生活安全企画課長をもって充てる。
(3) システム管理責任者は、岩出市子ども安全パトロール隊と連携の上、子ども見守りカメラシステムの管理に当たるものとする。
2 システム管理副責任者
(1) 岩出警察署に子ども見守りカメラシステム管理副責任者(以下「システム管理副責任者」という。)を置く。
(2) システム管理副責任者は、岩出警察署長をもって充てる。
(3) システム管理副責任者は、システム管理責任者を補佐し、岩出市子ども安全パトロール隊と連携の上、管内に設置されている子ども見守りカメラシステムの管理に当たるものとする。
3 システム管理補助者
(1) 生活安全企画課と岩出警察署に子ども見守りカメラシステム管理補助者(以下「システム管理補助者」という。)を置く。
(2) システム管理補助者は、生活安全企画課にあっては、地域安全担当課長補佐を、岩出警察署にあっては、生活安全刑事課長をもって充てる。
(3) システム管理補助者は、子ども見守りカメラシステムの運用に当たり、岩出市子ども安全パトロール隊との連絡調整を行うものとする。
4 複製データ管理責任者
(1) 所属に複製データ管理責任者を置く。
(2) 複製データ管理責任者は、所属長をもって充てる。
(3) 複製データ管理責任者は、複製データの管理に関する業務を総括するものとする。
5 複製データ管理担当者
(1) 所属に複製データ管理担当者を置く。
(2) 複製データ管理担当者は、警部以上の階級にある者のうちから複製データ管理責任者が指名する者をもって充てる。
(3) 複製データ管理担当者は、担当する事務における受領した複製データの管理に関する業務を行うものとする。
第5 管理運用
子ども見守りカメラシステムの管理運用については、岩出市子ども安全パトロール隊に委託することとし、その具体的運用については、「岩出市子ども安全パトロール隊見守りカメラ運用管理規程(以下「見守りカメラ運用管理規程」という。)に定める内容とする。
第6 各種データの取扱い
1 記録データの閲覧及び受領
(1) 事件、事故等を処理する場合で、記録データを確認する必要があるときは、岩出市子ども安全パトロール隊長に対し、捜査関係事項照会、前科照会及び身上調査照会運用要領(平成19年10月5日付け捜一、監、生企、交指、公第76号)に基づき行うものとする。この場合において、照会は、岩出市子ども安全パトロール隊の事務局を担当する岩出市教育委員会教育部生涯学習課を通じて行うものとする。
(2) 岩出警察署以外の所属が照会を行う場合は、岩出警察署の生活安全刑事課を通じて実施するものとする。
(3) 記録データの閲覧及び受領は、岩出市子ども安全パトロール隊長又は隊長が不在の場合は、隊長が指定した隊員の立会いの下で行うものとする。
2 複製データの管理
(1) 1により複製データを受領した場合は、証拠物件取扱保管要領(平成11年10月22日付け捜一、捜二、暴対、機捜、生企、地、生保、銃対、交指、交機、高速、公、備第28号)により適正な保管管理に努めるものとする。
(2) 複製データの取扱いに当たっては、紛失、漏えい等のないよう細心の注意を払うこと。
3 留意事項
照会に当たっては、第2に定める目的を踏まえ、犯罪の捜査等のため必要と認められる最小限度において、その必要性を十分疎明した上で行うものとする。
第7 故障時の対応
システム管理副責任者は、岩出市子ども安全パトロール隊から子ども見守りカメラシステムが故障、損壊等により正常に機能しない旨連絡を受けた場合は、速やかにシステム管理責任者に連絡の上、迅速な復旧に努めるものとする。
第8 指導・教養の徹底
所属長は、子ども見守りカメラシステムの運用、記録データの閲覧等の照会手続き及び各種データの取扱いについて、所属職員に対して必要な指導・教養を徹底するものとする。
第9 留意事項
1 システム管理責任者は、子ども見守りカメラシステムの設置の趣旨及び目的を踏まえ、その運用に当たっては、岩出市子ども安全パトロール隊と連携の上、通行人等のプライバシーの保護について十分配慮すること。
2 子ども見守りカメラシステム及び各種データの映像から得られた情報は、職務上知り得た秘密に該当することから、これを外部に漏らしてはならない。
第10 報告
1 記録データの閲覧及び受領時の報告
第6の1により記録データの閲覧及び受領した所属長は、その都度、記録データ使用報告書(別記様式)によりシステム管理責任者を経由して警察本部長(以下「本部長」という。)に報告するものとする。
2 活用事例等の報告
複製データ管理責任者は、次に掲げる事例があったときは、その都度、システム管理責任者に報告するものとする。
(1) 各種データを活用して検挙に至った事例
(2) その他子ども見守りカメラシステムの運用の参考となる事例
第11 細目的事項
この要綱に定めるもののほか、子ども見守りカメラシステムの運用に関し必要な細目的事項は別に定めるものとする。
(別記様式省略)
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