警察学校Q&A
- 警察学校は厳しいのでしょうか?
- 寮には必ず入らなくてはならないのでしょうか?
- 寮での規則は厳しいのでしょうか?
- 外出や外泊は出来るのでしょうか?
- 法律を学んだ経験がありませんが大丈夫でしょうか?
- 武道や格闘技の経験がありませんが大丈夫でしょうか?
- 自由時間はどのように過ごしていますか?
- 警察学校を卒業すればどうなりますか?
- 警察学校に入校する心構えといったものはありますか?
Q 警察学校は厳しいのでしょうか?
- A
- 警察学校は、危険や困難にも屈せず立ち向かう強い精神力と執行力を備え、かつ、誇りと使命感に溢れた、人間味豊かな警察官を育成するところですから、厳しくないということはありません。
- しかし、警察官を目指す熱意と努力があれば大丈夫です。
Q 寮には必ず入らなくてはならないのでしょうか?
- A
- 和歌山県警察学校では、原則、全寮制をとっています(全国の警察でも同様です)。
- 警察職務を遂行していくためには、組織の団結力と個々の人格形成が要求されるため、全寮制による集団訓練を行っているのです。
Q 寮での規則は厳しいのでしょうか?
- A
- 寮生活では、起床、消灯、点呼時間等を定めていますが、寮内の生活は、学生の自主性、責任感の醸成を図るため、学生自身の自主管理のもとで行われています。
- 社会人として自覚ある行動がとれれば、特に心配する必要はありません。
Q 外出や外泊は出来るのでしょうか?
- A
- 学生の外出・外泊(休日の前日から)は自由ですが、健全な生活を指導する等の目的から門限等を設けています。
- 但し、採用され、入校した直後の初任科生については、一日も早く団体生活に馴れてもらう必要から、原則として入校後1か月間は、外出・外泊を抑制しています。
Q 法律を学んだ経験がありませんが大丈夫でしょうか?
- A
- 大丈夫です。
- 警察学校では、警察活動に必要な法律を基礎からしっかり指導してくれます。
Q 武道や格闘技の経験がありませんが大丈夫でしょうか?
- A
- 大丈夫です。
- 警察学校では、柔道、剣道及び逮捕術といった武道や格闘技を術科担当の教官が基礎からしっかり指導してくれます。
Q 自由時間はどのように過ごしていますか?
- A
- 平日の自由時間には、復習や自主トレーニングに励んだり、コミュニティルームで仲間と話したり、テレビを見るといった学生が多いようです。
- 休日には外出したり、泊まりがけで帰省をするといった過ごし方をしています。
Q 警察学校を卒業すればどうなりますか?
- A
- 採用後、初任科教養を修了すれば、警察署の地域課(主として交番)に配置され、3ヶ月間の職場実習を行います。
- その後、初任補修科生として入校してこの課程を修了すれば警察署での実戦実習を経て採用時教養期間を終了します。
- その後は各人の希望と適性に応じて刑事、交通、生活安全など様々な部門に進路が開けます。
Q 警察学校に入校する心構えといったものはありますか?
- A
- 警察官という職業は、法を執行するという立場から高い倫理感が求められます。
- 学生は「自律」「向学」「活力」という校訓のもと、警察官としての誇りと使命感をもって教養・訓練に励んでいます。