令和3年12月2日
第１ 日時
令和3年12月2日（木）午前10時10分～午前11時
第２ 出席者
- 公安委員会側
竹田公安委員長、細江委員、中野委員 - 県警察側
本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、警察学校長、情報通信部長、総務課長
第３ 議事の概要
- 報告事項
- 令和３年秋の叙勲及び第37回危険業務従事者叙勲の伝達式について
首席監察官から、令和３年秋の叙勲及び第37回危険業務従事者叙勲の伝達式について報告があった。 - 殺人未遂事件被疑者の逮捕について
刑事部長から、殺人未遂事件被疑者の逮捕について報告があった。 - 県下一斉飲酒運転取締りの実施について
交通部長から、県下一斉飲酒運転取締りの実施について報告があった。 - 警察職員の特別派遣について
警備部長から、警察職員の特別派遣について報告があった。
各部長の報告終了後、竹田委員長から
遠藤本部長が着任され、本日が最初の定例会議となります。遠藤本部長の着任の記者会見を拝見させていただきますと、力強く、しなやかな和歌山県警察ということをおっしゃっておられまして、大きな流れというのは変わらないわけですが、これまでの御経験や知見を活かし、リーダーシップを発揮していただきたいと思います。
和歌山北警察署は、12月10日までの「わかやま冬の交通安全運動」と１月10日までの「年末年始特別警戒」の活動で、パトロールや街頭活動を強化するに際し、初の試みとして、警察署庁舎前に提灯を点灯させ、活動のシンボルとし、地域の安全・安心を呼びかけていることが新聞等に掲載されていました。提灯は「木春菊蕾の丸」と「車紋」がそれぞれ描かれた２種類で、木春菊蕾の丸には誠実等の意味があり、誠実な市民応接によって地域の安全を守っていくというメッセージが込められ、車紋には栄える等の意味があり、交通安全を醸成させるというメッセージが込められているようです。年末年始は犯罪や交通事故などの増加が懸念されることから、それを抑止しよう とする気持ちがよく伝わってきます。こういうことがマスコミに取り上げられますと、非常に警察のイメージアップにつながりますので、和歌山北警察署のように、知恵を出し合って、新しいことをやってみてほしいと思います。警察活動におけるポスターやシンボルマークなどを作成するに当たり、各署で競い合ってもよいと思います。その効果は必ず出てくると思います。
旨の発言があった。
中野委員から
「シリウス作戦Ⅱ」と銘打った県下一斉の飲酒運転取締りの実施についてですが、こうした大規模な飲酒検問を実施するということは、飲酒運転を検挙することはもちろん、飲酒運転撲滅に向けて活動する警察官の姿を世間に見せることにより、犯罪や交通事故の抑止につながるはずです。これから年末年始を迎えるに当たり、いろいろと対策を練って、地域の安全・安心に努めてただきたいと思います。
旨の発言があった。
細江委員から
昨夜、テレビで警察犬を取り上げた番組が放送されていました。現在、警察犬を訓練する指導手の高齢化により、後継者が不足しているそうです。放送では、そのような状況の中、指導手を目指している22歳の女性が取り上げられていました。警察犬については、行方不明者の捜索活動に貢献する等、効果的な事例について、定例会議でも再三報告を受けており、大変素晴らしいと思います。警察犬を知っている人は多いと思いますが、実際にどのような訓練を行い、どのような活動をしているかということについては、あまり理解されていないのではないでしょうか。
旨の発言があり、竹田委員長から
テレビ等のマスコミに取り上げられれば、警察犬を大変身近に感じますし、興味を持たれる方も増えると思います。 警察犬に限らず、各種警察活動への理解と協力が得られるよう、情報発信に工夫をこらしていただきたいと思います。
旨の発言があった。 - 令和３年秋の叙勲及び第37回危険業務従事者叙勲の伝達式について
- 決裁事項・専決処理事項等報告
- 和歌山県公安委員会等に係る手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部改正について
和歌山県公安委員会等に係る手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部改正について報告があり、審議した結果、原案どおり決定した。 - 犯罪被害者等給付金支給裁定申請の受付について
犯罪被害者等給付金支給裁定申請の受付について報告があった。 - 警察職員の援助要求について
警察職員の援助要求について報告があり、審議した結果、原案どおり決定した。 - 運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分について報告があり、審議した結果、原案どおり決定した。
- 和歌山県公安委員会等に係る手続等における情報通信の技術の利用に関する規則の一部改正について
