許さない!卑劣な性犯罪
「レイプ」なんてドラマの中だけ」、「私は被害にあわないから大丈夫」などと思っていませんか?
性犯罪は、個人の人格と尊厳を踏みにじる、極めて悪質な犯罪です。
被害にあわないために
甘い言葉にのらない
知らない人から「家まで送ってあげよう」「ドライブしませんか」などと言われても、決して言葉に惑わされないように。甘い言葉の裏側には、落とし穴が待っています。
暗い夜道の一人歩きは避ける
夜、帰宅が遅くなったときは、明るい道を通るか、また、家族に迎えに来てもらうか、タクシーなどを利用しましょう。
戸締りを確実にする
マンションの2階だから、3階だからといって安心しないこと。
玄関だけでなく、ベランダの窓なども確実に鍵をかけましょう。
帰宅して、玄関に入るときは周囲の点検をする
あなたが玄関を入るときに、潜んでいた犯人が一緒に室内に入ってくることもあります。
自宅に着いたからといって安心せず、玄関を入るときは周囲を確認しましょう。
カーテンを閉めてから着替えをする
自宅と思って気を抜かないこと。
カーテンを閉めて外部から見えないように着替えをしましょう。
グループで登下校する
できるだけ友達などと一緒に登下校しましょう。
お母さんへ
- 子どもさんには、知らない人に付いていかないよう、何度も繰り返して教えてください。
- 外での一人遊びを避け、なるべく大勢の友達と行動するよう注意してください。
- 知らない人に声をかけられたり、おかしいと感じる人がいれば、子どもの緊急避難場所である 「きしゅう君の家」 を積極的に活用するよう教えてください。
- できるだけ友達などと一緒に登下校するよう教えてください。
もしも痴漢の被害にあったら
道で襲われたら
- 大声を出して助けを求めましょう。
- とっさの場合は、付近の家やコンビニに助けを求めましょう。
エレベーター内で襲われたら
- 非常ボタンを押し、助けを求めましょう。
電車で痴漢に襲われたら
- 「やめてください!」とはっきりと言いましょう。
- 声を出せない場合は場所を移動しましょう。
痴漢にあわなくても、おかしいと思ったら110番
- 夜、一人で歩いていると後ろから誰かがつけてくるなど、「おかしい!」と思ったら、迷わず110番してください。
もしもレイプの被害にあったら
「恥ずかしくて言えない」、「他人に知られたくない」、「警察に届出をしたら、どうなるのだろう」などの不安や迷いがあると思います。
警察では、希望により女性警察官が対応します。
また、警察では、被害者の方への配慮として様々な制度を実施しています。
あなたの秘密やプライバシーが外部に漏れることはありません。安心して届出してください。
あなたの勇気が、新たな性犯罪の防止につながります
被害にあわれた方は、悩まず110番通報するか、最寄りの警察署・交番に届け出をしてください。
性犯罪の犯人は、捕まるまで同じことを繰り返し、犯行もエスカレートしてきます。
犯人を捕まえるには、被害にあった方の届け出が必要です。あなたの相談・届け出が、事件の早期解決や性犯罪の未然防止につながります。

相談される場合はこちらまで
警察本部広報県民課(直通)
073-423-1150 (短縮ダイヤル#8103) 0120-810-367
または各警察署まで
【土日、祝日及び夜間(9:00~17:45以外)は警察本部当直で対応しています】