高速道路 ワンポイントアドバイス
高速道路は、一般道と違います。
同じ感覚で運転していると、思わぬ事故に巻き込まれます。
必ず守ってほしい交通ルール
(高速安全運転5則)
- 安全速度を守る
- 十分な車間距離をとる
- 割り込みをしない
- 脇見運転をしない
- 路肩走行をしない

渋滞中の追突事故多発
渋滞中は、しっかり前の車の動きを見て、適切な車間距離を保ってください。
間隔があいてしまったと思って、急に追い上げると、先行車が思いもかけずに急停車したりすることがあります。
落下物は重大事故を起こす原因
- 積み荷はしっかりと固定して下さい。
- 積み荷は出発時、休憩時に再点検してください。
- 積み過ぎはしない、させない。
※ 落下物は、落とした人の責任が問われます。落下物を見かけたら、警察・道路管理者等に通報してください。
故障・トラブルの大半が基本的な点検ミス
高速道路における故障・トラブルの大半が、基本的な点検ミスです。
走行前に、燃料・タイヤの摩耗や空気圧・オイル・冷却水等を点検してください。
交通事故を起こした時は
- 路肩や非常駐車帯に車両を寄せ、後続車に合図を送る。
※ ハザードランプをつけ、停止表示板を出しましょう。 - やむを得ず車線上に停止し、移動できない場合は、速やかに警察や道路管理者に連絡する。
※ 110番通報や非常電話で通報する。停止表示板や発炎筒等を使用しましょう。 - 必要な措置をとった後は、安全な場所(ガードレールの外側など)に避難する。
※ 運転手も同乗者も、決して車線上に出ないようにしましょう。 - けが人がいる時は、119番通報を行い、人数やけがの程度などを知らせる。
※ 事故の発生場所、事故の状況などを連絡しましょう。
全席シートベルトを着用しましょう
高速道路では、後部座席の同乗者がシートベルト非着用で車外放出されるなど、多数の死者が出ています。
後部座席の同乗者も必ずシートベルトを着用してください。
SA・PA内で事故多発
サービスエリア・パーキングエリア内でも交通事故が多発しており、死亡事故も発生しています。サービスエリア等は、広く一見平坦に見えますが、必ずしも水平ではありません
- 車を発進させる際は、歩行者の飛び出しに注意する。
- 子ども等が車の死角にいる場合があるので注意する。
- 停車の際は、サイドブレーキを正しくかける。
- 車道を横断する際は、必ず左右の確認を行う。
ETCゲート付近で事故発生
- ETC装着車は、カードの挿し忘れ等の無いよう確認してください。
- ETC装着車と一般車との車線変更やゲート通過時の速度の違いによる事故が発生しています。
・ETC装着車は、ゲート付近では徐行する。
・一般車は、ETCレーンから車が来ていないかなど確認を行う。
走行中に大地震が発生したら
- 急ブレーキをかけずに、減速して左側路肩に停止し、エンジンを止める。
- トンネル坑口付近では、震度により崩落の危険がありますので、できる限りその場所を避けて停車する。
- ラジオなどで正確な道路・交通情報や地震情報を把握する。
- やむを得ず車を離れて避難するときは、
・窓ガラスをしっかり閉める
・ドアロックはしない
・エンジンキーは付けたままにする
・貴重品などは車内に残さない
・あなたの連絡先がわかるようにする
「県高速安協」とはどんな団体ですか?
「和歌山県高速道路交通安全協議会」のことです。
本会には、運送・バス・タクシー会社など、高速道路等利用者および関連事業所が加盟しており、高速道路等における交通安全意識の高揚や交通事故の防止を図り、安全かつ円滑な交通の実現に寄与することを目的としています。
- 交通安全に関する広報活動
- 交通安全に関する功労者、事業所等の表彰
- その他、本会の目的を達成するために必要な事業 を推進しています。
和歌山県警察本部 交通部 高速道路交通警察隊(本隊)
所在地:〒640-8305 和歌山市栗栖1038番地の2