オークション詐欺にご注意
インターネットオークションを利用した詐欺事件の相談が急増しています。 落札者として被害にあわないために下記の点に注意しましょう。
取引相手の評価を十分確認しましょう。
- 現時点の評価にとらわれず、過去の取引がどうだったのかも確認しましょう。
- 評価をつけている人の評価や取引も確認しましょう。
- 過去の評価が出品によるものか、落札によるものかも確認しましょう。
落札により良い評価を得て信頼を高めておいて、一転、詐欺出品に転じる例もあります。 - 良い評価を鵜呑みにせず、過去の取引内容なども考慮して総合的に判断しましょう。
入札するまえに・・・
- 商品の写真が掲載されている場合は、同じ画像が他の出品物に使われていないか確認してみましょう。
- 人気公演のチケットなどは同じような出品が他にもないか確認してみましょう。
- 中古品の場合は、不具合・損傷・欠損品の有無、故障の際の責任範囲などを十分確認しておきましょう。
- 利用規約に反する取引に誘われても応じないようにしましょう。
不審な出品の例
- 高額な商品を大量に出品。即決価格を相場より安く設定、振り込み期限を設けるなど短期間の取引を狙っているもの。
- 人気公演のチケットなど入手困難かつ絶対数の少ない商品を大量に出品しているもの。
- 出品している商品以外の商品をオークションを介さず直接メールなどでやりとりして販売しようとしているもの。
代金を支払う前に・・・
- 電子メール、携帯電話以外の連絡先を必ず確認しましょう。
- できれば振り込み前に電話で連絡をとり、相手の所在を確認しましょう。
- 高額の取引の際は、直接手渡しする、エスクローサービスを利用するなど、自己防衛手段をとりましょう。
万が一の時のために・・・
- 振り込み明細、電子メール、郵便物などは取引が完了するまで保存しておきましょう。
- 取引に関係した電子メールのやりとりには、データの保存が不確実な携帯電話よりもパソコンでやりとりするようにしましょう。
- 保存した電子メールはパソコンの故障や操作の誤りで消えてしまわないように二重に保存(パソコン内とUSBメモリ等)するようにしましょう。
被害にあってしまった時は
- 振り込み明細、やりとりした電子メールなど関係資料を持参の上、お近くの警察署に相談してください。