サポート詐欺にご用心
和歌山県警察本部サイバー犯罪対策課
最近、インターネットを利用した、いわゆる「サポート詐欺」が全国的に多発しています。「サポート詐欺」被害に遭わないために、その手口を紹介いたしますので、ご注意ください。
「サポート詐欺」の概要(一例)
「サポート詐欺」は、インターネット閲覧者に、ウイルス感染したかのような嘘のポップアップ画面を見せて、偽のサポート窓口に電話をさせ、ポップアップ画面を消すなどによってウイルス除去したかのように見せかせ、修理費用として、金額を騙し取ろうとする詐欺です。
実際にあった詐欺被害の状況
- インターネットを閲覧していると、急に警告音が鳴り、ウイルス感染を警告するポップアップ画面が出現した。
- ポップアップ画面に記載されている「(偽の)サポート窓口」に電話すると、ソフトウェアのインストールを勧められ、指示に従ってインストールすると遠隔操作が始まった。
- ポップアップ画面や警告音は消えたが、修理費用の支払いを請求された。
対処方法
- このようなポップアップ画面が出た場合は、相手(犯人)が表示した電話番号等に連絡しないでください。
- 警告音は、PC等の音量設定で消音できる場合があります。
- 先ずは慌てず、自身が信頼できるサポート窓口に相談してください。
- セキュリティ対策ソフトにより、ウイルス感染の確認のため、ウイルススキャンを実施し、ウイルス感染が確認された場合は、セキュリティ対策ソフトの指示に従って対処してください。
その他
ウイルス感染へのリスクを低減させるため、サイバー犯罪の手口を知るとともに、
- セキュリティ対策ソフトの導入
- OS・ソフトウェアの更新