インターネットバンキングに係る不正送金事案が急増しています!
インターネットバンキングのID・パスワード等を盗み取るウイルスや、実際のネットバンキング事業者のホームページ等に似せた偽サイトを使ったフィッシング行為によって、利用者のIDやパスワードが盗み取り、インターネットバンキングに不正アクセスし、正規利用権者の口座から不正送金する事案が急増しています。
インターネットバンキングを利用される方は、ご自身のIDやパスワード等の情報には十分注意をするとともに、セキュリティ対策をしっかりとるようにしましょう。
インターネットバンキングを利用する上での対策
- ウイルス対策ソフトを導入する。
インターネットバンキングのIDやパスワードを盗み取るウイルス等が発見されています。
インターネットにアクセスするパソコンやスマートフォン等には、必ずウイルス対策ソフトを導入し、パターンファイルを常に最新の状態に更新しましょう。
インターネットバンキング専用のウイルス対策ソフトを、無償で提供している金融機関もあります。 - パソコンのOSや各ソフトウェアを最新の状態にする。
ウイルスは、パソコンやスマートフォン等のOSやインストールされている各ソフトの脆弱な部分を狙って侵入します。
OSやソフトウェアは、常に最新の状態に更新しましょう。 - ワンタイムパスワード等の多要素認証を利用する。
ワンタイムパスワードの利用が必須となっているインターネットバンキングも多くなっていますが、もし必須となっていない場合でも、ワンタイムパスワード等の多要素認証を利用し、セキュリティを強化するようにしましょう。、
- 不審な入力画面等を発見した場合には、金融機関等に通報する。
インターネットバンキングのサイトにアクセスした際に、不審な入力画面などが表示された場合には、ID・パスワード等は入力せずに金融機関等に通報しましょう。
- 不審なメール等が届いた場合には、不用意にアクセスしたり添付ファイルを開かない。
不審なメール等が届いた場合には、そのメールに記載されたURLにアクセスしたり、添付されているファイル等を開かないようにしましょう。
慌てず、各金融機関の「公式ウェブサイト」や「公式アプリ」を利用してアクセスしてください。 -
もし不正送金被害が確認されれば、直ぐに金融機関に連絡するとともに警察に相談する。
参考リンク
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不正送金に利用されるフィッシングについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)「悪質な不正送金の実態の記事」 -
金融機関からも不正送金被害に遭わないための注意喚起情報が出ています。
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)「一斉注意喚起に関する記事」