小・中実施要領
非行防止教室「キッズサポートスクール」実施要領
1.趣旨
最近の少年非行の要因として、少年自身の規範意識の低下が指摘されています。また、和歌山県においては、何らかの犯罪行為を犯す少年の低年齢化が進んできています。
このような現状を踏まえ、少年サポートセンターと教育委員会、小・中学校が連携し、社会規範教育として、公徳心を持って法や決まりを守り、「正しく判断し、行動できる子」を育成するための「非行防止教室」を実施しています。
2.目的
法律や決まりを守らずに行動することは、家族や周囲の人に大きな迷惑をかけるとともに、自分の将来にも悪影響を及ぼすことを理解させ、児童生徒一人ひとりの規範意識を高めることを目的としています。
3.実施内容
実施対象児童・生徒
- 小学校2年生(低学年)、5年生(高学年)
- 同一校における2年生、5年生での実施は可能です。
- 両学年での授業を希望する場合、同一日での実施を基本とします。
- 中学校1年生
実施期日
- 5月中旬~翌年2月中旬(土曜・日曜・祝日は除く)
- 夏休み期間中の実施も可能です。
- 実施日や当該校との協議の上決定します。
- 申し込み多数の場合、実施できないことがあります。
実施方法
- 少年サポートセンター職員が授業に参加し、担任と協力しながら学級単位で実施します。
- 実施にあたり使用するテーマは次の通りです。
小学校2年生(低学年) | ・人のものをとる(友だちのおもちゃを持ち帰る) ・いやなおもいをさせる(仲間はずれ) |
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小学校5年生(高学年) | ・盗みに関する内容(万引き等) ・いじめ、人を傷つける(いじめに関する内容) ・よいこと、わるいこと(「盗み」「暴力を振るう」「物を壊す」) (上記項目から重点的に指導して欲しい項目1つを選択) |
中学校1年生 | ・盗み(万引き)に関する内容) ・いじめ(恐喝)に関する内容 ・犯罪全般に関する内容 A 盗み(窃盗、占有離脱物横領、盗品譲り受け、強盗) B いじめ(暴行、侮辱、器物損壊、ネットいじめ) ・インターネットの危険性 SNSに起因する犯罪の内容とフィルタリングの必要性等 |
進行方法例
- 申し込み時に、TT(ティームティーチング)又はGT(ゲストティーチャー)のいずれかを選択してください。
- TT:担任とサポートセンター職員との役割分担による授業
- GT:主にサポートセンター職員による授業

その他
- アンケート回収後、サポートセンター職員が以下のものを授業実施校に配布します。
- 参考 実施要領(PDFファイル)
4.申し込み方法
市町村立小・中学校、義務教育学校は各市町村教育委員会を通じて、国立小・中・支援学校、県立中学校及び私立小・中学校は直接、少年サポートセンター宛てにお申し込み下さい。
様式ダウンロード
(様式は、和歌山県警察本部生活安全部少年課少年サポートセンターにおいても配布しております。)
申し込み先
和歌山県警察本部生活安全部少年課少年サポートセンター
〒640-8588 和歌山市小松原通一丁目1番地1
電話:073-423-0110(内線3067番)